IonicREPLInDocker のイメージ開発する際の環境やルールを解説していきます。
このDocker イメージの使い方を知りたい場合はIonicREPLInDocker の使い方 をご覧ください。
開発に必要なもの
Docker イメージのビルドやコマンドの動作確認をするため下記のものを準備します。
ホストはmacOS Mojave で確認しました。
- Chrome
- Docker エンジン
- GitHub アカウント
- Visual Studio Code
大まかな開発の流れ
- GitHub からリポジトリをFork し、ローカルにClone する
- develop ブランチからfeature ブランチを切る
- 実装作業する
- develop ブランチに手順3のfeature ブランチのプルリクエストを出す
- 手順4のリクエストをレビュー後にマージを行う
- 手順5でマージされたものに適当なタグを付与し、Docker イメージを自動生成させる
- 手順6で得たDocker イメージをテストする
- 問題なければdevelop ブランチをmaster ブランチにマージする
- master ブランチに適当なタグを付与する
ルール
Docker イメージタグのバージョニング
下記のルールで採番します。
(Ionic CLI のメジャー).(Ionic CLI のマイナー).(Ionic CLI のリビジョン).(このイメージのビルド番号)
サフィックスとして下記のどちらかをつけます。
alpha: feature ブランチに付与
beta: develop ブランチでマージ済みのものに付与
Git ブランチ
開発の頻度は低いので下記の構成でやっていきたいと思います。
| 名前 |
数 |
用途 |
| master |
1 |
リリースしたものを管理するブランチ。安定したdevelop ブランチのコミットを取り込んでいく |
| develop |
1 |
feature ブランチをマージしていく開発ブランチ |
| feature |
(任意の数) |
1機能毎にブランチを切って、実装作業をしていく |
Docker イメージの自動ビルドトリガー
Docker Hub でDocker イメージの自動ビルドを設定しています。
ビルドのトリガーは下記となります。
- master ブランチがプッシュされた(タグ名は"latest")
- Git タグが設定された(タグ名はGit タグの名前)
開発作業時に使える設定
- Chrome のデバッグは、独自追加したVSCode ランチャー
Launch Chrome を使うと手軽に出来ます
- 実行前に
%%project path%% はデバッグ対象のプロジェクトディレクトリーを設定する必要があります
- Docker イメージのテスト実行は、独自追加したVSCode タスク
Test Run Docker を使うと手軽に出来ます
動作確認項目
- ionic build
- ionic capacitor add
- ionic capacitor sync
- ionic config get
- ionic doctor check
- ionic g
- ionic info
- ionic integrations enable capacitor
- ionic serve
- ionic start
リンク一覧
作成したDocker イメージ関連
参考資料
一覧に戻る